オフィスの内装工事で失敗しない3つポイントとは? 費用目安や内装工事の種類も紹介!
近年、従業員の健康や働きやすさに配慮したオフィス環境が重視されています。快適なオフィス環境を整えることで、心身の健康維持・増進のほか、生産性の向上や企業イメージの向上が期待できます!
オフィス環境を改善するための一環として考えられるのが、オフィスのレイアウト変更です。オフィスのレイアウト変更に伴い内装工事を検討している企業では、「どのようなポイントを押さえたらいい?」「費用目安はどれくらいかかる?」とお悩みではないですか?
この記事では、オフィスの内装工事を実施する際のポイントや費用の目安、内装工事の種類を解説します。
目次[非表示]
- 1.オフィスの内装工事で失敗しない3つのポイント
- 1.1.①内装工事の目的を明確にする
- 1.2.②自社に合う事業者を選定する
- 1.3.③現場の意見を尊重する
- 2.オフィスの内装工事にかかる費用相場
- 3.オフィスで行う内装工事の種類
- 4.まとめ
オフィスの内装工事で失敗しない3つのポイント
オフィスの内装工事を実施する際は、見た目のデザインに加えて、現場の働きやすさも考慮して必要な工事を検討することが重要です。
①内装工事の目的を明確にする
内装工事を検討する場合は、オフィスのレイアウト変更の目的を明確にすることから始めます!
現状の課題を踏まえて目的を明確化することで、働きやすいレイアウトや必要な施設・設備を検討できるようになります。
▼オフィスの内装工事を実施する目的の例
- デザイン性を高めて企業のブランドイメージを向上する
- 業務に集中しやすいレイアウトで生産性の向上を図る
- コミュニケーションを取りやすいレイアウトでエンゲージメント向上を図る
また、業種や業務内容、従業員数、部署数、働き方などによってオフィスの使い方は異なりますよね。目的を明確にすることで、使い勝手を考慮したうえで具体的なデザイン・コンセプトの方針を決定しやすくなります。
②自社に合う事業者を選定する
オフィスの内装は、デザイン設計と施工の2つの工程に分かれることが一般的です。
それぞれ別の事業者に依頼するか、ワンストップで対応してもらえる事業者に依頼する2つの方法があります。
内装工事の費用や実績を確認するとともに、以下のようなポイントでの選定も大切です!
- 自社が希望するデザイン設計・施工が実現できるか
- 担当者と円滑なコミュニケーションが取れるか
③現場の意見を尊重する
実際にオフィスで働く従業員の意見をヒアリングすることも重要なポイントです。
理想のイメージだけで内装を考えるのではなく、現在のオフィスで使いにくさを感じることや改善したいことをヒアリングします。
ヒアリングを基に、現場の従業員が働きやすくなるオフィスづくりを目指しましょう!
オフィスの内装工事にかかる費用相場
オフィス全体の内装工事を実施する場合、一般的に坪単価10〜30万円程度(※)の費用がかかるといわれています。地域によっても相場が変わり、都心部であれば坪単価60~70万円程度になるケースもあります。
仮に20坪のオフィスであれば、200〜600万円程度の予算が必要になります!スケルトン物件であれば、相場より坪単価が高くなることが予想されます。
オフィスの立地や規模、設備のグレードなどによって費用は大きく変動するため、複数の事業者で見積りを依頼して比較検討してみてくださいね!
※オフィス家具や家電の新調は含みません。
オフィスで行う内装工事の種類
オフィスの内装工事には、床材・壁紙の模様替えをはじめ、パーテーションやブラインドなどの装飾やITインフラに関する工事などさまざまな種類があります。ここでは、主な内装工事の種類について解説します。
①床工事
床工事とは、フローリングやカーペット、タイルカーペット、クッションフロアなどの床材を張り替える工事です。床材の素材・色などは、オフィスの雰囲気を大きく左右する要素の一つとなるため、オフィスのデザインやインテリアに合わせて選ぶと印象アップすること間違いありません!
また、防音や保温などの機能性を重視した床材を選ぶと、快適性の向上につながります。電話線やLANケーブルなどの配線が露出しないように、床下にパネルを設置して2重構造にするOAフロアをつくることも可能です。
②壁工事
オフィスの内装工事の一つに、壁紙の張替えを行う壁工事があります。
壁は床と同様に面積が広いため、オフィスのイメージを左右するポイントの一つです。よりデザイン性の高いオフィスにするには、企業のコンセプトに合わせた色・柄の壁紙を選んでみてはいかがでしょうか?紙や布、ビニールなどの素材を用いた壁紙が一般的です。
また、防カビや消臭、抗ウイルス・抗菌などの機能が備わった壁紙を選ぶと、従業員の健康・快適性にも配慮したオフィス環境を実現できます。
③パーテーション工事
アルミフレームやスチールフレームを軸にして、パネルをはめ込んで簡易的な間仕切りをつくるのがパーテーション工事です。
従業員の増減や働き方の変化に合わせて、オフィスのレイアウトを変更したい場合に実施されます。ほかにも間仕切りによって遮音性やセキュリティ性を高めたり、集中しやすい個人ブースを設けたりすることも可能です。
当社では、木目調や布貼り、透明で視覚的な広さを演出できるガラス製などさまざまなパネルをご用意しております!
④窓まわり工事
窓まわり工事とは、窓ガラスやサッシに関する工事のことです。
省エネや防音対策のためのサッシ交換、遮熱性の高い窓ガラスへの交換、遮熱・断熱フィルムの貼り付けなどを行います。工事の一環として、カーテンやブラインドの設置・交換などを行うこともあります。
⑤電気工事
電気工事は、配線の追加・変更や、コンセント・電源スイッチの移設・増設などが挙げられます。
オフィスのレイアウトや設置する機器・設備、従業員数に合わせて、適切な数の照明・コンセント・LANケーブルなどを設置します。
⑥空調・衛生工事
空調工事は、オフィス環境を快適にするための空調設備の増設や交換を行います。衛生工事では主に給湯や給排水の整備を行います。いずれもオフィスで快適に働くために欠かせない工事といえます。
⑦セキュリティ工事
セキュリティ工事は、部外者の侵入や、社内からの情報漏洩を対策するための工事です。
主なセキュリティ対策として、監視カメラの設置や電子施錠、入退室管理システムの導入などが挙げられます。
⑧サイン工事
サイン工事とは、オフィスのエントランスや各エリアのドアなどに、会社名・企業ロゴ・室名プレートなどを装飾する工事です。
来客に対して企業の印象を左右する要素となるため、ブランドイメージやオフィスのコンセプトに沿って設計することが大切です。主な工事として、メインエントランス・受付での企業名プレートや、誘導サインなどの施工を行います。
当社でも企業だけでなく、学校や病院などお客さまのご希望に沿ったサイン工事に対応いたします!
まとめ
この記事では、オフィスの内装工事について以下の内容を解説しました。
- 内装工事を成功させる3つのポイント
- 内装工事にかかる費用の相場
- オフィスで行う内装工事の種類
従業員が働きやすい快適なオフィスにするには、内装工事の目的を明確にしたうえで、自社に適した事業者を選ぶこと、現場の意見を尊重することがポイントです。
オフィスの内装工事には、床材や壁紙の張替えをはじめ、パーテーションによる間仕切り工事、窓回りの工事、電気工事などさまざまな種類があります。
『ドテヤマビジネス』では、快適なオフィス環境づくりのための内装工事を承っております。小規模から大規模オフィスまで、内装・設備工事についてはぜひ当社までご相談ください!壁紙工事や床・OAフロア工事、セキュリティ工事、サイン工事など、すべてワンストップで対応いたします。
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なお、オフィスの内装工事にあたっては、防災面への配慮も不可欠です。オフィスの防災対策については、こちらの記事で解説しています。