Web会議の防音対策! オフィスで取り組む3つの方法
新型コロナウイルス感染症の流行を機に急増したWeb会議は、現在も多くの企業で実施されています。場所を選ばずに対話できる点がWeb会議の大きな特徴ですね。
しかし、会議室を利用する際に「会議室がない」「ほかの従業員と予定が被って利用できない」といった課題はありませんか?
自席でWeb会議を行う場合、相手の音が聞き取りにくかったり、Web会議の音が周囲の迷惑になったりすることもあります。結果、Web会議の進行に支障が出たり、従業員の生産性低下につながるおそれもあります。
そこで重要になるのが、Web会議の防音対策です!防音対策で適切な環境を用意できれば、Web会議を快適かつスムーズに進められます。
この記事ではオフィスでできる防音対策を紹介します!
目次[非表示]
- 1.Web会議で気になる音の種類
- 1.1.①周囲の話し声や環境音
- 1.2.②マイクのハウリングやエコー
- 1.3.③Web会議の音
- 2.防音対策に必要な3つの要素
- 3.Web会議の防音対策に有効な方法
- 3.1.①防音ブースの設置
- 3.2.②防音パネルやパーテーションの設置
- 3.3.③オフィスの防音工事
- 4.まとめ
Web会議で気になる音の種類
オフィスでWeb会議を実施する際、相手方との会話やネットワークの通信環境などによってさまざまな音が発生します。
①周囲の話し声や環境音
1つ目は、周囲の話し声や環境音です。
オフィス内にいるほかの従業員の話し声やキーボードの打鍵音、マウスのクリック音、屋外の交通音などは、Web会議の相手に伝わりやすく、スムーズなコミュニケーションの妨げになることがあります。
②マイクのハウリングやエコー
2つ目は、マイクのハウリングやエコーです。
Web会議中、スピーカーの音をマイクが拾うことで“キーン”という不快な音が発生するハウリングや、声が反響するエコーなどのマイクトラブルが発生した経験はありませんか?
このようなマイクトラブルは、同じ空間で複数のパソコンやモバイル機器などを使用している場合に起こりやすい現象です。特に、ハウリングの音は相手方が不快に感じやすいため、素早い対策が必要ですね。
③Web会議の音
3つ目は、Web会議そのものの音が騒音のように感じられるケースです。
オフィス内でWeb会議を実施する場合、「Web会議の会話がほかの従業員の迷惑になっていた!」なんてこともありますよね。
Web会議の音が気になって仕事の妨げになったり、会話の内容が周囲に伝わって情報漏えいにつながったりするリスクも考えられます。これらの問題を防ぐためにも、オフィスの防音対策はとても重要です!
防音対策に必要な3つの要素
Web会議による音のトラブルをなくすには、スピーカーからの音漏れを防いだり、周囲の音を拾わないようにしたりするなど、内側と外側の両方から防音対策をすることがポイントです。
オフィスの防音対策を考える際に重視する要素として、次の3つが挙げられます。
▼防音対策に必要な3つの要素
要素 |
意味 |
吸音 |
音を吸収する素材を用いて音の反響を防ぎ、音漏れを軽減する |
遮音 |
硬い素材を使って周囲を囲い、音漏れや外部からの騒音を防ぐ |
防振 |
音の振動を防ぐ素材を使用して、外部から建物の構造を伝ってくる音の振動を 軽減する |
Web会議の防音対策に有効な方法
オフィスにおけるWeb会議の防音対策には、吸音・遮音・防振の機能を備えた設備・建材を導入したり、レイアウトを工夫したりする方法があります。
ここでご紹介する3つの方法は、当社のサービスでも対応可能です!
①防音ブースの設置
オフィス内の空きスペースに簡易のWeb会議ブースを設置する方法です。
小さな箱型の個室ブースは、大規模な工事が必要なく、設置や移動が行いやすいことが特徴です。1名~数名用、完全個室タイプ・半個室タイプなどさまざまな種類があるため、Web会議の人数や実施状況に合わせてお選びいただけます。
周囲の音が気になる場合は、遮音性が高いタイプや吸音パネルを使用しているタイプなどを選ぶのがおすすめです!
参考商品:okamura TERECUBE(テレキューブ) Bタイプ 1人用1000W・1人用1200W
〇商品詳細・御見積につきましては、お問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
②防音パネルやパーテーションの設置
吸音素材を利用した防音パネルやパーテーションの設置も一つの方法です。
防音パネルは、話す人の正面に立てることで、遮音や吸音の機能によって音漏れを防ぐ効果を発揮しやすくなります。また、パーテーションでデスクの周りを囲うことにより、ほかの従業員の話し声や環境音をマイクが拾ってしまうのを防止できます。
当社では、スチールパーテーションやガラスパーテーション、移動型パーテーションなど幅広い商品をご用意しています。
参考商品:okamura RECONE(リコネ) フロアスタンドパネル・デスクトップパネル
〇商品詳細・御見積につきましては、お問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
③オフィスの防音工事
屋外からの交通音やオフィスの通路からの雑音などを防ぐために、防音工事を行う方法もあります。
▼防音工事の内容
- 防音建材を使用した新しい会議室を設置する
- 造作のパーテーションで間仕切りを設ける
- 壁や床に防音材を付加する
- 窓を二重サッシにする、内窓を設置する
防音建材を使用して内装工事をしたり、Web会議専用の防音室を設けたりすることで、防音効果アップに期待できます!
なお、オフィス内装工事の種類や費用についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。
まとめ
この記事では、Web会議の防音対策について以下の内容を解説しました。
- Web会議で気になる音の種類
- 防音対策に必要な3つの要素
- Web会議の防音対策に有効な方法
オープンなオフィス環境でWeb会議を行う場合、周囲の話し声や環境音、マイクのハウリング・エコーが気になりやすく、相手方とのやり取りに支障が出たり、周囲の従業員の迷惑になったりすることがあります。
快適な環境でWeb会議を行うためには、オフィス内の防音対策が欠かせません!気軽にできる対策には、防音ブースや防音パネル、パーテーションの設置が挙げられます。本格的に取り組みたい場合には、防音工事の実施もご検討ください。
『ドテヤマビジネス』では、Web会議に対応できる快適なオフィス環境づくりをサポートしています。防音パネルや個室ブースの設置、間仕切り工事などの防音対策にも対応しています。お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください!
なお、防音対策にも有効なWeb会議用ブースについては、以下の記事でも紹介しています。併せてご確認ください。