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フリーアドレスに最適なデスクはどう選ぶ? 種類と選び方のポイント

近年、固定席を設けずに従業員一人ひとりが自由に好きな席で作業ができる“フリーアドレス”を導入する企業が増加しています。

フリーアドレスを導入しているオフィスでは、その日の仕事内容や気分に合わせて席を選ぶことができます。仕事の効率が高まったり、従業員同士のコミュニケーションが活性化したりして、生産性の向上につながると期待されています。

その一方で、デスクの形状やレイアウトによっては、集中して作業しづらくなったり、チームの連携がしにくくなったりする課題もあります。

フリーアドレスの運用にあたって、「快適に業務を行うにはどのようなデスクがよいのだろうか……?」と悩まされている担当者の方も多いハズですよね!

この記事ではフリーアドレスに適したデスクの種類や選び方について解説します!


目次[非表示]

  1. 1.フリーアドレスデスクの種類
    1. 1.1.①連結型ロングデスク
    2. 1.2.②スタンディングデスク
    3. 1.3.③円形デスク
  2. 2.フリーアドレスデスクの選び方
    1. 2.1.①配線のしやすさ
    2. 2.2.②キャスターの有無
    3. 2.3.③増連の可否
  3. 3.まとめ


フリーアドレスデスクの種類

従来からある固定席の場合、島型のレイアウトでデスクを配置するのが一般的でした。フリーアドレスの場合は、業務内容に合わせて作業場所を選べるようにデスクの種類も多様化しています!


①連結型ロングデスク

参考商品:okamura Pro Unit Freeway(プロユニットフリーウェイ)

     両面タイプ プランターボックスレイアウト(パネル脚)


連結型ロングデスクは、人数に合わせて長さを拡張・縮小できるデスクです。個別のデスクを並べると、デスクの脚が邪魔になることがありますよね。しかし、連結型ロングデスクであれば拡張するだけで、離着席時に足元が邪魔にならずスペースを広く使えます!

また、作業内容やディスプレイの設置台数に合わせて席の幅を調節できる、人員の増員にも柔軟に対応しやすい点が特徴です。

連結型ロングデスクには、向かい合わせで使用する対面タイプや壁側に向けて使用する片面タイプがあります。



②スタンディングデスク

スタンディングデスク


スタンディングデスクは、立ったまま作業ができるデスクのことです。立って作業することで、長時間の座位による腰への負担を軽減できます。

上下昇降機能が付いたデスクを導入することで、仕事内容や気分に合わせて集中しやすい姿勢が取れて、働きやすさの向上や業務の効率化などにつながります!

また、立ったまま作業していると、そのままほかの従業員への報連相(報告・連絡・相談)もしやすくなります。スタンディングデスクを導入する際は、一度にすべてのデスクを変更せずに、一部のデスクをスタンディングデスクにするのがおすすめです!


③円形デスク

円形デスク


円形デスクは、名前のとおり丸い形をしたデスクのことです。

誰がどこに座っても適切な距離を保ってコミュニケーションを取りやすいことから、チームで連携が必要な業務や会議・ミーティングに利用しやすいデスクです。

また、一般的な四角いテーブルのように上座・下座がないため、意見やアイデアを発言しやすくなるといったメリットもあります!



フリーアドレスデスクの選び方

フリーアドレスデスクを導入する際は、従業員が席を移動しやすく、業務に合わせて作業場所を選べることが大切です。

3つのポイントを参考にどのようなデスクを選んだらよいかご検討ください!


①配線のしやすさ

フリーアドレスを導入する際は、配線しやすいデスクを選びます。

席を移動するたびにノートパソコンやモバイル機器などを電源につなぐ必要があるため、電源を確保しにくい環境だと従業員がストレスを感じたり、通行の妨げになったりします。

電源や有線LANを利用する場合は、配線孔を確認して、配線しやすい設計になっているデスクを選ぶと快適に業務を行えます!

また、電源の位置が遠くて配線が難しい場合には、持ち運びができるポータブルバッテリー(OC)を用いて電源供給する方法もあります。

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参考商品:okamura OC portable battery(オーシー ポータブルバッテリー)ハンドルタイプ


②キャスターの有無

将来的なレイアウト変更を見据えると、キャスター付きのデスクも有効です!

作業をするためのデスクとしてだけでなく、応接やミーティングなど状況に応じてレイアウトを変更できるような商品を選ぶとさまざまな場面で活用できます。

また、部署の異動やチームメンバーの変更などがある場合も、デスクのレイアウトを柔軟に調整しやすくなります。


③増連の可否

デスクの増連ができるかも確認しておきたいポイントです!

席数を増減できる連結型デスクであれば、プロジェクトの規模や従業員の人数に応じてデスクの大きさを変更できます。また、デスクを連結・分割できるものを選ぶと、幅広い業務内容に対応しやすく利便性が高まります!

ただし、デスクのシリーズによっては施工事業者での対応が必要になるケースもあるため注意が必要です。



まとめ

今回は、フリーアドレスデスクについて以下の内容を解説しました。


  • フリーアドレスデスクの種類
  • フリーアドレスデスクの選び方


フリーアドレスに適したデスクには、連結型ロングデスクやスタンディングデスク、円形デスクなどの種類があります。

フリーアドレスデスクを選ぶ場合は、業務内容やチーム編成の状況に応じて、デスクの大きさ・高さ・レイアウトが調整しやすいものを選ぶことがポイントです!そのためには、配線のしやすさやキャスターの有無、増連の可否について確認することが重要です。

ドテヤマビジネス』では、オフィスのレイアウト設計やオフィス家具の選定をサポートしています。フリーアドレスをはじめ、新しい働き方に対応できるオフィス環境をご提案いたします。お困りごとがございましたら、ぜひ当社へお声かけください!

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なお、フリーアドレスを導入するときのコツについては、こちらの記事で詳しく解説しています!併せてご確認ください。

  フリーアドレスの目的と導入のコツとは? 導入後の課題解決策も解説 フリーアドレスの導入によって、部署を超えた社内コミュニケーションの促進のほか、オフィススペースを効率的に活用することが可能になります。また、オフィス内に余裕ができるため、会議スペースやWeb会議ブースなど、これまでになかったスペースを設けることも可能です。 さらに、業務内容や目的に合わせて、従業員が社内外の就業場所を選択できるABW(Activity Based Working:アクティビティ・ベースド・ワーキング)の実現にもつながります。 さまざまなメリットが期待できるフリーアドレスですが、導入時に懸念される課題もあります。 本記事では、社内にフリーアドレスを導入する際のコツや起こりうる課題、その解決策を解説します。 株式会社ドテヤマビジネス



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